【うつ病撃退】医療大麻/カンナビノイド受容体と効果について

記憶

THCを投与されたネズミの海馬における長期増強作用を抑制します

それは、長期記憶の形成および長期の記憶を留めておくのに不可欠な過程です

対照的に、最近の研究では合成カンナビノイドHU-210を数週間に渡り大量に投与したたネズミは、断定的で空間的記憶の形成の部分に関与する辺縁系の一部である、ねずみの海馬部分の神経発育を刺激する結果となりました

これらの発見でわかったことは、記憶においてのエンドカンナビノイドの効果はどのタイプの神経(興奮系か抑制系)に向けられているかによって、脳内ネットワークの位置次第であることがわかっています

うつ病

神経伝達物質放出に対するカンナビノイド受容体の刺激を阻害してしまうことは、様々な形のうつ病を引き起こします

神経細胞を見ると樹の枝のように伸びた突起があり、そこに無数の隆起があって神経細胞同士をつなぐシナプスというつなぎ目があることがわかります

シナプスの間の隙間では、電気信号で送られてきた情報の量に応じて神経伝達物質がこの隙間に送り出されて、次の神経の受け取る側に渡されることで情報が伝わっていきます

このとき電気信号が神経伝達物質に変わることで、情報の信号を強めたり、さらに情報が細かく分かれて伝わるはたらきが生じるのです

うつ病のときには、この神経伝達物質に異変が起きていると考えられています

食欲

エンドカンナビノイドの役割である食欲旺盛になる行動は様々なカンナビノイドの研究結果でも明らかに証明されています

THCは脳内の視床下部核のCB1受容体に働きかけ、直接食欲を増加させます

エナジーバランスと新陳代謝

エンドカンナビノイドシステムは、エネルギーを貯めたり、栄養素を運ぶと言ったいくつかの代謝機能をコントロールすることで、ホメオスタシス(安定的/恒常的)の役割を見せています

代謝機能=老廃物を排出し、栄養物を摂取する働き

ホメオスタシス=内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のこと

ストレス

ストレス刺激に応答している間グルココルチコイドというケミカルが分泌します

これは生物がストレスに適切に応答するために必要な適応反応ですが、持続的な分泌は有害となります

エンドカンナビノイド組織は気分やムードに関わる視床下部・下垂体・副腎系(HPA axis)の習慣作用に関与していて、エンドカンナビノイドは繰り返し出現し、ストレスを抑圧します

ストレスを受けた時にグルコチノイドが分泌される事が判明しており、それに対してカンナビスはストレスを癒し、エンドカンナビノイドシステムにこの分泌を止めさせる役割があります

免疫組織

カンナビノイドは免疫系の神経調節薬と免疫調節薬として両方に機能すると証拠は示しています

筋肉の痙攣、炎症、多発性硬化症や骨格筋攣縮のその他の症状を和らげるので、これらのカンナビノイドは自己防衛の役割を果たしているかのように見えます

硬化症

古代中国とギリシャからの歴史記録によると、カンナビス・インディカの調薬は、震えや筋肉痛などの多発性硬化症のような症状を改善するのに、一般的に処方されていました

病気のネズミで試した現在の研究では、内因性と外因性アゴニストの両方が震えと痙攣の改善効果を見せたことによって、これらの効果を確認しています

アゴニストとは、受容体と組み合わせたときに生理学的応答を開始する物質です

メス株の生殖

胚子の開発は初期段階の発育でカンナビノイド受容体を表します

それは、子宮の秘密を守ることに責任があります

このシグナル伝達は胚移植および子宮内受容のタイミングを調整する上で重要です

外因性のカンナビス(例:大麻)をアナンダマイドレベルが高い女性が摂取することによって、妊娠する機会を減らす可能性があり、代わりにアナンダマイドレベルが低い女性が外因性カンナビスを接種することによって妊娠する機会を増やすことがあります

睡眠

中枢神経内でのカンナビノイドシグナル伝達の上昇は睡眠誘発を推進します

アナンダマイドを脳室内に投与したねずみには、不眠の減少スローウェーブスリープ(徐波睡眠)とレム睡眠の上昇を見せました

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