[カンナビノイド] 医療大麻とは何を治療するの?基本的な知識を学ぶ

医療大麻とは何を治療できるの?

古典的なカンナビノイドは、”腺トリコーム(トライコーム)” として知られている大麻構造内で産生された粘り氣のある樹脂に濃縮されています

少なくとも85の異なるカンナビノイドがカンナビス植物から確立されています

カンナビスが消費されるとき、カンナビノイドは我々の脳(CB1と呼ばれる受容体)と体(CB2)を通じて受容体部位に結合します

カンナビノイドが結合する受容体によって、それぞれの異なるカンナビノイドには違った効果があります

THCが脳の受容体と結合したとき、一方でCBN(カンナビノール)は体内に存在するCB2受容体に対して強い相性を持ちます

正しいカンナビノイドを正しい受容体に向けることによって、医療として素晴らしい効果を発揮します

 

緑内障

大麻は目の病気である、眼球の圧力を上げ、視覚神経を損傷し失明の原因にもなる緑内障の予防に使用することができます

全国眼科研究所によると大麻は目の中の圧力を減らすことが判明しています

肺の健康

2012年1月のthe American Medical Associationの記事に、大麻は肺機能を傷めないし、むしろ肺活量を上げると発表されました

てんかん発作

バージニア連邦大学のRobert J. De Lorenzo は大麻のエキスと合成大麻をてんかんのねずみに与えた結果、ねずみから発作を約10時間も取り払いました

カンナビノイドのような大麻の活性成分である、テトラハイドロカンナビノール(THC)は興奮性をコントロールし緩和を調節する脳細胞と結合することで発作を抑えます

この発見はPharmacology and Experimental Therapeuticsの記事に掲載されました

ドラべ症候群

ドラベ症候群とは乳児重症ミオクロニーてんかん (SMEI)とも呼ばれる 乳幼児期に発症する難治てんかんです

植物の中のカンナビノイドは発作の原因である脳の過度な活動を静めるよう脳細胞に作用します

CBDは癌の拡散を防ぐことが出来ると、2007年サンフランシスコCalifornia Pacific Medical Center の研究者達が発表しました

この研究はMolecular Cancer Therapeuticの記事に載り、カンナビノイドはld-1と呼ばれる遺伝子を消す事によって癌を阻む事を発見しました

癌細胞はこの遺伝子のコピーを非癌細胞よりも更に作り出してしまい、そして身体の中に広がるのを手助けてしまう

不安心

2010年Harvard Medical Schoolの研究者では、ドラッグの利点は不安感を減らしてくれることである、と証言しました

低用量での使用は、大麻喫煙者の気分を高め鎮静剤のような働きをします

注意:大麻の多量使用は不安心や勘繰りを高める可能性があります

アルツハイマー

Molecular Pharmaceuticsから出版された2006年の研究によると大麻の成分であるTHCは、脳内の酵素をブロックすることでアミロイドプラーク(老人斑)の形成を遅めることを示しています

そのアミロイドプラークとは、脳細胞を殺していくアルツハイマーの原因となるものです

筋肉のけいれん

大横隔膜粗動(レーウェンフック病でも知られている) は痛いだけではなく、呼吸や発生の妨げにもなる腹筋のけいれんです

大麻を吸う事で、横隔膜の筋肉を落ち着かせるのでほぼ即座に発病を落ち着かせることが可能です

C型肝炎

C型肝炎とはC型肝炎ウイルス(HCV)の感染により起こる肝臓の病気です。HCVに感染すると約70%の人が持続感染者となり慢性肝炎、肝硬変、肝がんと進行する場合があります

C型肝炎感染の治療は過酷です。疲労を含め、吐き気、筋肉痛、食欲の減少、うつ病等のマイナスの副作用がしばらく続きます

この副作用が原因で、たくさんの人が治療コースを終えることが出来ないのです

ですが、大麻が救います

2006年、ヨーロッパの記事 ”消化器病学と肝臓病学”の研究で、29%の大麻を使用しない患者がC型治療を成功させた中、86%ものカンナビス使用患者は治療を終わらせることに成功しました

やはり、大麻は治療にかかる副作用を減らすのを助けていると言えるでしょう

炎症性腸疾患

身体から作られるTHCのような化合物は腸の透過性/浸透性を高めバクテリアの侵入を許可してしまいます

大麻の植物由来のカンナビノイドは、これらの身体のカンナビノイド化合物を妨げこの透過性を防ぎ、同時に腸内細胞の結合を固くします

関節炎

大麻は痛みを軽減し炎症を減らし、睡眠を推進するので痛みや関節リウマチの不快感を負っている患者の手助けをします

研究者達が2011年に発表しました

自己免疫疾患・全身性エリテマトーデス(ループス)

医療大麻は自己免疫疾患の全身性エリテマトーデスの治療に使われています

ループスとは、狼に噛まれた痕のような赤い斑点が全身にでる症状です

何かしらの原因によって自分自身を攻撃し始め、それによって全身性の炎症性臓器障害を起こす自己免疫疾患です

パーキンソン病

イスラエルの研究では大麻喫煙はパーキンソン病患者の痛みや震えを減らし、睡眠を改善する事が解っています

特に印象的なのが、患者の運動機能が高まったことです

PTSD

保健省と厚生局(福祉局)は、退役軍人の心的外傷後ストレス障害の治療一部としての大麻の可能性を研究する提議にサインしました

脳卒中の回復

ノッティンガム大学の調査では、大麻は脳卒中によって影響を受けた範囲の大きさを減らすことで脳卒中によって負傷した脳を保護するのを助けます

ネズミ、マウス、サルなどでの実験では相当な効果が見られています

脳トラウマの回復

数ある証拠にもあるように、大麻は脳震盪や他のトラウマ的被害を癒す効果があります

記事Cerebral Cortexの最近の研究では、ネズミで試みたところ、大麻は脳の打撲を減らしトラウマ的被害後の治癒機構を助けました

感覚運動皮質 (Sensorimotor cortex)

機能:感覚の状態と運動機能の調整

心的外傷後ストレス障害:活性化の増加が症状を誘発する結果に

前頭前皮質(Prefrontal cortex)

機能:感情、調整

心的外傷後ストレス障害:刺激とトラウマの応答性が減った

前帯状皮質(Anterior cingulate cortex)

機能:自動機能、認知

心的外傷後ストレス障害:量を減らす、良質な休息、新陳代謝

眼窩前頭皮質(Orbitofrontal cortex)

機能:機能管理

心的外傷後ストレス障害:量を減らす

海馬(Hippocampus)

機能:条件性恐怖、連想的学習

心的外傷後ストレス障害:外傷性刺激と感情的刺激に対する応答性を高める

視床(Thalamus)

機能:感覚中継所

心的外傷後ストレス障害:脳血流量を減少させる

扁桃体(Amygdala)

機能:条件性恐怖、連想的学習

心的外傷後ストレス障害:外傷性刺激と感情的刺激に対する応答性を高める

海馬傍回(Parahippocampal Gyrus)

機能:記憶の表現形式と記憶の検索のために重要

心的外傷後ストレス障害:内側前頭前皮質との強力な接続性を見せ、量を減らす

化学療法の副作用

癌患者が治療を受けているとき、辛い吐き気や嘔吐、食欲の低下による化学療法の苦しみを味わいます

これは、追加の健康合併症を引き起こす可能性があります

大麻は痛みの緩和、吐き気の減少、食欲を刺激し、これらの副作用を減らします

FDA認可済みのTHC(大麻内の活発な主要ケミカル)を用いた複数のカンナビス薬があり、上記と同じ理由で使われています

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