NCAA(全米大学体育協会)が大麻草に関する薬物検査の方針を緩和

全米大学体育協会(NCAA)は、スポーツ選手の個人的な大麻使用に関する方針について、先進的な一歩を踏み出しました。

NBA、MLB、NFLが大麻検査を緩和したのに続き、今回の規則改正が行われました。

NCAAでは、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が定めるTHCの基準値を35ng/mlから150ng/mlに引き上げ、陽性判定に必要なTHCの基準値を増やしました。

また、THCの薬物検査で陽性反応が出た場合の処分も大幅に緩和され、出場停止の可能性が1回目の陽性反応から2回目に延期され、出場停止期間もシーズンの50%から25%に短縮されました。

これらは、大麻の文化的・法的地位の変化を反映した歓迎すべき変更です。研究により、大麻はパフォーマンスを向上させるものではないことが明らかになっており、競技団体がフィールド外で大麻を摂取した競技者に処罰を科すことは適切ではありません。

今回の方針変更について、NORML政治部長のモーガン・フォックスは次のように述べています。

「これはNCAAにとってタイムリーで歓迎すべき変化であり、多くのプロスポーツ組織や世界の競技団体における同様の方針転換と一致するものである。アルコールよりも客観的に安全な物質を摂取したことで、各州の適用法の下で既に直面する可能性のある罰則以上に、アスリートを罰することは理にかなっていない。また、合法州、禁止州を問わず、大麻に関する方針をアルコールに関する方針と一致させる措置をとる大学も増えています。NCAAが同様の方法で自らの方針を進化させることは、まったく正しいことです。

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